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賢いのに馬鹿なふりをする人の理由

2020年4月15日

最初に

馬鹿なフリをする人の心理としては、馬鹿なフリをすることの方がより自分に取ってメリットがあるからだと言えます

 

なので人によっては賢いけど馬鹿なフリをしない人も勿論います

 

そういう人は馬鹿な人を周りに置かないので、自ずと同レベルの人が集まり、わざわざ馬鹿なフリをする必要性がありません

 

賢いが故に周りに馬鹿な人がいない状況を自分で作り上げてしまうのです

 

しかし中には頭はいいのに、なぜか馬鹿のフリをするひとがいます

 

こういう人はなぜこういった言動をするのかその心理を探っていきながら順に解説します

馬鹿な振る舞いをすることで周りに溶け込もうとしている

ありのままの姿では受け入れられなかった経験からわざと馬鹿な振る舞いをします

 

賢い人は周りと話が合わないことが多いので、その差を馬鹿なフリをすることで補っていると考えられます

 

馬鹿になることで周りから可愛がられ、人間関係をスムーズにするといった特徴もあります

 

あくまでも周りの反応はすべて予想の範囲内ですので、怒ったりキレたりすることもありません

 

あいつ本当馬鹿だよなぁと軽く付き合える友達がたくさんいる反面、本音を言い合えるような深い付き合い方はあまりしない傾向にあります

 

争いたくない

話しが通じない相手と上手くやっていくためには、賢い人がレベルを下げるしかありません

 

争いたくないのであれば相手が言っていることが間違っていたとしても、それを呑むしかないのです

 

話が通じないので、何を言っても無駄なことを悟り、相手に譲歩することで場を丸く収めようとします

 

そのため一見相手に負けているように見えますが、この場合負けるが勝ちや同じ土俵に立たないといった意味合いを含んでいます

 

賢い人は自分の判断軸を持っているため、相手からどう思われようと特に気にしない傾向にあります

期待値を調整している

人間というのは不思議で、最初の印象と相手の実際の性格が異なる時ギャップ効果により相手を魅力的に感じやすいという特徴があります

 

身近な例でいえば、いかにもヤンキーっぽい人が電車でお年寄りに席を譲る姿を見て好感を持つようになったという話などがこの場合に当てはまります

 

賢いのでこのあたりの自分の客観的な評価を意図的に操作しようとします

 

最初はキリッとしていて仕事が出来るような人が一つや二つミスをすると大変目立ちますが(減点方式)

 

いつもボケッーとしていて馬鹿っぽいのになぜか仕事が出来る人を見ると評価が上がったりします(加点方式)

 

またいつもは抜けてそうな人がミスをした時もあの人はそういう所があるからと多めに見てもらえることも実際多いです

 

こういう風に自分に対する期待値を意図的に調整をすることで周りに対する自分の評価を甘くするといった効果を発揮します

 

一見馬鹿っぽく振る舞う事はデメリットが多い様に見えますが、実は馬鹿な振る舞いをすることで自分に対する周りの評価を加点方式にしているというメリットがあります

ドM

馬鹿なふりをして周りから雑な対応をされることを楽しむドMも稀ですが存在します

 

どんな暴言を言われても決して言い返さず、あえて肯定し自分を卑下します

 

この様子がごく自然なため騙される人が多いですが、中には本質に気づいている人もいます

 

相手の二歩三歩先を読んだ行動ですが、見ている側は少し心配になります

天然

天然も一見馬鹿だと思われがちですが、特定の分野においては群を抜いて結果を出す人もいます

 

この場合は両方ともその人の人格であり、特別馬鹿なふりをしているというわけではなく、天然を隠して強がるようなこともしないため、ちょっと抜けているけど実は頭が良かった!と判明する一番多いパターンでもあります

 

最後に

賢いのに馬鹿なふりをする人は、人情味があって、優しい、人間関係を大事にしているからこそあえて馬鹿なふりをして周りに溶け込もうとする人に多くみられる特徴でもあります

 

こういう人は苦悩が多く自分のせいで誰かが傷ついてないか常に心配する繊細さも持ち合わせています

 

中には馬鹿なふりをしていることを見抜いている強者もいます。太宰治の人間失格にも出ているため、よければ読んでみるのもいいかもしれません。